素人アイデアに100万円の価値が付く時代。

ZOZO前澤社長の1億円のお年玉企画。
ふと、東のエデンの王子様を思い出しました。
「ノブレス・オブリージュ」

 

私はZOZOTOWN愛用者です。自分の好きなブランドが、シーズンごとに自分の好きなデザインを出すとは限らないので、

「ワンピース」「長袖」「ひざ丈」
「ブルー系」「1万円以下」

絞り込み機能を使って、さまざまなブランドの中からお気に入りを見つけます。

 

私がZOZOTOWN知ったきっかけは、確か「にゃー」のリュックが広島に売っていなくて、オンラインショップを探してたときだったかな。

オンラインで購入意思があるユーザーに、ZOZOTOWNを知ってもらうことはそんなに苦労ないような気がします。

しかし、オンラインショップで何かを買うことに抵抗がある人や、クレジット決済(今はNP後払いという便利な払い方有り)に抵抗がある人が、

ZOZOTOWNで買い物するのはかなりハードル高いし、スマホのウィンドショッピングさえもしてもらえないかもしれない。

 

従来は企業や商品を知ってもらうために、TVCMや看板でのアプローチが主流でしたが、

今は肝心のターゲット層はテレビを見ない上に、看板よりもスマホを見ている。

 

そんな中で、前澤社長は

広告代理店の奇抜な企画よりも

SNSを利用することで

お金を渡すというシンプルなアイデアで、世の中を動かせることを、全人類に身をもって証明してくれたように思います。

 

今回の前澤社長のツイートによって

・前澤社長のTwitterフォロワー 500万認増加

・リツイート世界記録1位

・様々なメディアに取り上げられる→勝手に宣伝

 

注目の浴び具合が、例をみない……。

フォロワー増加数を換算すると
1フォロワー20円としても、企業にとって1億円以上のとてつもない宣伝効果ですね。

 

プロが考えた1億円のプロモーションよりも、素人が考えた1億円の夢の方が面白いと世の中に受け入れられる時代が到来したってことですね。

 

文:森下 えみ
編集:高橋 大希ち

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